CS-21の躯体防水の特徴

CS-21の躯体防水は、コンクリートを防水体とする理想的な工法です。

性 能

躯体を防水体に
耐久性の向上

〇微細空隙を充填して水密性を向上
〇自閉効果が継続
〇劣化因子などの侵入を抑制

設 計

意匠を自由に
少ない制約

〇納まりによる制約を受けない
〇床版の荷重を軽減
〇外防水、内防水いずれも対応可能

施 工

工期の短縮

〇短期間で施工が可能
〇雨天の影響を受けにくい
〇他工種の工程を妨げる期間が少ない

維持管理

少ない経年劣化
管理が容易

〇コンクリートと同等の耐久性
〇変状箇所を目視で確認できる
〇欠陥部の部分補修が可能
〇再施工が容易

安全性

優れた環境性能
高い安全性

〇環境に影響を与えない
〇有害物質を含まない
〇不燃性で延焼がない
〇水道施設に利用できる

実績

豊富な実績
長期にわたる安心

〇躯体防水15年以上、100万㎡以上の実績

性能は、コンクリートの微細な空隙を充填し、水密性の向上、自閉効果の継続、劣化因子の侵入抑制などで、コンクリート躯体を防水体として、耐久性も向上させます。

設計では、防水の収まりによる制約が少なく、自由なデザインが可能で、床板の荷重を軽減することもできます。

また、コンクリート躯体を防水体とするため、外防水、内防水のいずれにも対応が可能です。
施工では、短期間での施工が可能で、雨天の影響を受けにくい、他の工種の工程を妨げる期間が少ないなど、工期を短縮することができます。

維持管理も容易で、CS-21によって生成される反応物は、セメントと同様の水和物で耐久性に優れています。構造の動きによって発生したひび割れなどを直接確認でき、必要な場合は、部分処理で機能を回復することができます。

安全性においても、不燃性ですので、延焼や飛び火の心配もなく、無機質で有害物質を含まず、水道施設にも使用されている材料です。

施工実績は、1994年から900件・200万平米以上(2021年9月現在)*となり、長期にわたる安心をお届けします。

また、住宅瑕疵担保責任保険にも適合した、10年保証の躯体防水です。

*施工実績・事例につきましてはこちらのページをご覧ください。

CS-21躯体防水システム

CS-21躯体防水システムは、設計段階からはじまり、施工後の維持管理までトータルにサポートします。

設計段階で、躯体条件を確保するため、10年保証が可能であるか、確認を行います。
コンクリート躯体防水研究会では、長年の経験と追跡調査により、躯体防水の適用条件を定めています。

つぎに、施工計画が出来上がると、事前協議に入ります。
品質を保つためには、管理者・躯体施工業者の理解と協力を得ることが重要となります。

続いて、躯体工事ですが、コンクリート打設前に、型枠、配筋、などの、不備を修正し、貫通部や打継ぎ個所の前処理を行います。
コンクリート打設時には、立ち合い、コンクリートの品質、配筋の下がりの防止、締固め状態の 確認を行います。
また、初期の湿潤養生も、品質を保つために必要です。

そして、防水工事ですが、アストン技士、アストン技能士および躯体防水インストラクターの管理のもと、施工手順に従って作業をします。

維持管理 定期点検を行い、場合によっては、部分的に手を加えることが必要です。
自走式駐車場の場合、車の荷重が最大になった後の点検が重要です。

以上のように、CS-21躯体防水システムは、設計段階から始まり、施工後の維持管理まで トータルでサポートいたします。