コンクリート躯体防水の品質を確保する7つの重要ポイント

従来の躯体防水は、理想的であると言われながら、材料だけでは、効果が確認出来ない、対象のコンクリート躯体品質によって、効果が大きく左右されるなどの理由によって、 一部で使用されるに留まっていました。
コンクリート躯体防水研究会では、次の7つの重要ポイントを厳守することにより、躯体防水の品質を向上させました。

材料では、流動性を保ちつつ、水溶液中の固形分量を確保する工夫、施工後、発生するひび割れの動きに対して、再反応する性能、中性化したコンクリートとも反応する性能、微細なひび割れを充填する性能などを改良しました。
さらに、コンクリート躯体の品質については、防水10年保証が可能な、躯体条件を明確にして、事前に対処できるシステムを構築、防水施工については、アストン技士、アストン技能士および躯体防水インストラクターの資格制度や、躯体防水研究会において、実構造物の研修や不具合の生じた事例に対する勉強会を実施し、品質向上に努めています。
躯体防水を検討する場合には、以上7つの重要ポイントを確認してください。

コンクリート躯体防水材CS-21

CS-21は、硬化したコンクリートに浸透させ、コンクリート中の未水和セメントやカルシウム成分などと反応して、安定したCSH系結晶を生成し、微細な空隙を充填して表層部を緻密化する材料です。
CS-21は、水和反応活性剤を含有することで躯体防水の品質を向上させました。

CS-21 5kgポリ缶

 製品概要

外観: 無色透明
主成分:けい酸ナトリウム
密度: 1.24~1.28g/cm3
pH値:11.3~12.3
土木学会分類:反応型けい酸塩系表面含浸材

 施工実績

1994年(平成6年)から、駐車場・屋上・地下・水槽など、コンクリート構造物の防水として多数の施工実績*があります。住宅瑕疵担保責任保険に適合した防水工法であり、防水10年保証にも対応し、長期にわたる安心をお届けします。

詳細は施工実績のページへ
施工実績

 実施試験規格

日本建築学会
JASS 8 T-301:ケイ酸質系塗布防水材料の品質および試験方法>(b)透水係数の品質基準

土木学会
JSCE-K 572:けい酸塩系表面含浸材の試験方法(案)
JSCE-K 571:表面含浸材の試験方法

 住宅瑕疵担保責任保険

包括3条確認書により適合可能な住宅瑕疵担保責任保険会社
・株式会社 住宅あんしん保証
・住宅保証機構 株式会社(旧:財団法人 住宅保証機構)
・株式会社 日本住宅保証検査機構(JIO)
・株式会社 ハウスジーメン
・ハウスプラス住宅保証 株式会社